THE WHO「MY GENERATION」(1965)
記念すべき一発目はイギリス出身のバンド、ザ・フーのファーストアルバム「MY GENERATION」
彼らの生み出したサウンドは当時の若者をくぎ付けにし、彼らが確立した「モッズ」というスタイルは社会現象にまでなりました。
「モッズ」とはつかみどころのない表現ですが、言うなれば「反骨」です。
モッズスーツをきれいに着こなし、それが汚れないようにモッズコートを羽織る。
そのままヴェスパに乗って、市街のクラブに繰り出し音に溺れる。
60年代のイギリスの若者は大人たちが敷きたがるレールからの逸脱を毎日模索していたようにも思います。
革ジャン決め込んでハーレーに乗る「ロッカーズ」なんかダセェ!といってシャープなギター音を求める。
フーはそんな若者の代弁者でした。
リードトラック「MY GENERATION」に出てくる歌詞「hope I die before get old」(年取る前に死にてぇ!)なんて若者らしくていいじゃないですかぁ~笑
そんなこと大人になるにつれ、言えなくなることはわかってるけど、フーのこのアルバムを聴くと大声で叫びたくなる、そんな衝動に駆られる一枚です。
イギリス発のこのアルバムは世界中の若者の心の声が詰まっています。
ピート・タウンゼントの爆発しちゃってるギタープレイも最高です泣
色褪せないな~。