LED ZEPPELIN「LED ZEPPELIN」(1968)

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今日紹介するのイギリス出身の4人組バンLED ZEPPELINのデビューアルバム「LED ZEPPELIN」(通称LED ZEPPELIN Ⅰ)

ツェッペリンと言えば、ジミー・ペイジのギターがクローズアップされがちです。

もちろんブルースを基調としたギターリフはシンプルなのにものすごくっかっこよくて、今聴いてもパンチの効いている普遍性があります。

でも、ツェッペリンのサウンドを支えているのはリズム隊、特にジョン・ボーナムのドラムプレイは変幻自在です。

疾走感のあるロックナンバーはもちろん、幻想的でスローテンポなナンバーにおける繊細なドラミングはそんじょそこらの技術では真似できません(若くして亡くなってしまったのはとても残念・・・)

このアルバムはもちろん捨て曲なしですが特筆すべきは「DAZED AND CONFUSED」ですね。

ペイジのギター、ボーナムのドラムが顔色を変えて絡み合う。

曲自体にも起伏があって面白いです。

このアルバムはハードロックというジャンルの産声ともいうべき傑作です。

 

色褪せないな~。

 

THE WHO「MY GENERATION」(1965)

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記念すべき一発目はイギリス出身のバンド、ザ・フーのファーストアルバム「MY GENERATION」

ザ・フーはイギリスで結成された4人組バンド。

彼らの生み出したサウンドは当時の若者をくぎ付けにし、彼らが確立した「モッズ」というスタイルは社会現象にまでなりました。

「モッズ」とはつかみどころのない表現ですが、言うなれば「反骨」です。

モッズスーツをきれいに着こなし、それが汚れないようにモッズコートを羽織る。

そのままヴェスパに乗って、市街のクラブに繰り出し音に溺れる。

60年代のイギリスの若者は大人たちが敷きたがるレールからの逸脱を毎日模索していたようにも思います。

革ジャン決め込んでハーレーに乗る「ロッカーズ」なんかダセェ!といってシャープなギター音を求める。

フーはそんな若者の代弁者でした。

リードトラック「MY GENERATION」に出てくる歌詞「hope I die before get old」(年取る前に死にてぇ!)なんて若者らしくていいじゃないですかぁ~笑

そんなこと大人になるにつれ、言えなくなることはわかってるけど、フーのこのアルバムを聴くと大声で叫びたくなる、そんな衝動に駆られる一枚です。

イギリス発のこのアルバムは世界中の若者の心の声が詰まっています。

ピート・タウンゼントの爆発しちゃってるギタープレイも最高です泣

 

色褪せないな~。

60年代以降のロック名盤をゆる~く紹介します!

初めまして。

おおもりです。

この度ブログを開設しました。

このブログでは僕の大好きなロックの名盤を紹介します。

無性に音楽が聴きたいとき、仕事で疲れて帰ってきたとき、新たに聴きたい音を探しているときなどなど・・・このブログを参考にCDやレコードをあさってもらって感動を共有できれば幸いです!

基本的には60年代以降のロックを中心に、僕が「これはいい!」と思ったアルバムを中心にゆる~く紹介します。

ただし、私はミュージシャンでなければ、ライターでもありません。

その昔、某有名CDショップでアルバイトをしてたくらいのただのロック好きです。

(一応ひまさえあればCD・レコードをあさっている暇人です・・・)

至らないところもあるかとは思いますが、読者の皆さんに少しでも足しになるディスクレビューができればと思っております。

よろしくお願いします!