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KING CRIMSON「IN THE COURT OF THE CRIMSON KING」(1969)

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今回紹介するのはキング・クリムゾンのデビューアルバム、「クリムゾンキングの宮殿」です。

 このアルバムの伝説はいくつかありますが、何よりビートルズのアルバム「アビイロード」をチャート1位から引きずり降ろしたという話が有名です。

 60年代はビートルズをはじめとして、王道のロックが人々をひきつけていた時代です。

 そんな折に発表されたこのアルバムは全てにおいて前衛的でした。

 シングル曲のない、5曲43分のアルバム構成。

 変拍子を多用した、聞きなれないリズム。

 そして何より、一目見たら忘れられないジャケット。

 どれをとってみても、よくこんなアルバムをつくったなぁという仕上がりでした。

 しかし、このアルバムは現在でもプログレッシブ・ロックの金字塔としての賛辞を受けています。

 既定路線を逸脱する勇気と、それが結果として多くのフォロワーを生み出したという点でいえば、商業主義的な昨今においてこのようなバンドはしばらく出てこないでしょう。

 まずは聴いてみてほしいです。

 特に冒頭の「21世紀のスキッツォイド・マン」(旧題:21世紀の精神異常者)はそれまでのロックのあり方を180度転換した大作です。

ロバート・フリップの陰鬱なギターに始まり、途中は同じ曲かと聴きまがうような旋律の変化。

その後も「風に語りて」ではグレッグ・レイクの繊細なボーカルが聴いてとれます。

中盤の注目曲「エピタフ」では「混沌こそ、我が墓碑銘」というメッセージを壮大な曲構成とともに高らかに歌い上げていますが、歌詞に関しても難解であり、初めて聴いた人にとっては少々とっつきにくいかもしれません。。

 でも、次に何が起こるのかわからない予測不可能な展開は、聴き手の心をつかんで離しませんでした。

 とてもではないですが、50年前につくられたアルバムとは思えない、想像力と意外性に富んだ大名盤です。

 

 色褪せないな~。

THE BEATLES「REVOLVER」(1966)

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ビートルズがあらゆる点で奇跡的存在であった理由はいくつかあります。

まず、彼らが作る楽曲のメロディーセンスが卓越していたこと。

どの曲をとっても多くの人が単純に「いい曲だね」と言えるキャッチ―さがあるんです。

それらの楽曲を商業的にも見事にパッケージングして売り出したプロデューサー、ジョージ・マーティンの存在も大きい。彼は5人目のビートルズとも言われました。

次に、ジョン・レノンポール・マッカートニーという2人の天才がバンドを創設したことのみならず、ジョージ・ハリスンリンゴ・スターという才能豊かなプレイヤーが存在したこと。

ビートルズの楽曲の多くはレノン=マッカートニー名義ですが、ジョージやリンゴの楽曲も同世代のポップナンバーの中ではセンスが抜きんでています。

そして何より、彼らを神格化せしめている一番の要因は、”新しさ”を求める貪欲なまでの創作意欲を4人全員が持ち合わせていたこと。

1962年のデビュー以来、どちらかと言えば売れ線を重視していた楽曲を世に出し、世界中からアイドル視されたビートルズはそれまでの趣向をがらりと変えて1965年に「RUBBER SOUL」を発表します。

その次に発表されたのが本項で紹介する「REVOLVER」です。

「RUBBER SOUL」で世間が熱望する”それまでのビートルズ”という期待に完全に背を向け、決してポピュラーとは言えないアルバム構成に着手したビートルズは、次の「REVOLVER」で完全に”遊び”に入ります。

ジョージはシタールの演奏にハマり、ジョンはサイケデリックで浮遊しているような曲作りにのめりこみます。

もちろん批判されました。

しかし彼らは好きな”遊び”をやめなかった。世界中の評価よりも自分たちがやりたい音楽を心ゆくまでに追求しました。

このアルバムの真骨頂は何といってもラストの「TOMORROW NEVER KNOWS

電子音から逆再生などやりたい放題です。

これらの”遊び”を当時の聴き手は理解できなかった。

まさに時代が追いついていなかったということなんでしょうね。

 

色褪せないな~。

 

 

 

 

 

 

 

ROLLING STONES「BEGGAR'S BANQUET」(1968)

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 今回紹介するのは、泣く子も黙るイギリス発のロックジャイアント、ROLLING STONESの「BEGGAR'S BANQUET」(ベガーズバンケット) 略してベガバン

ストーンズというと「野蛮でうるさい」「攻撃的な歌詞で近寄りがたい」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、彼らほどロックンロールに忠実で「やさしい」バンドはいないかもしれません。

もちろんアゲアゲでえげつない歌詞の曲もありますが、その合間に見せるメロディアスな曲に僕は心を打たれます。

何といってもデビューからおよそ50年も走り続けているバンドですから、多くの名盤を生み出しています。

そんな彼らの中でもキャリア最高と名高いアルバムがこのベガーズバンケットです。

ストーンズの面白さはロックの基本要素であるブルースを独特なリズムで刻み、ミック・ジャガーのシャウトとキース・リチャーズのカミソリギターがそれをリードするというダイナミックさにあります。

このアルバムでも背筋をぞくぞくさせるような「悪魔を憐れむ歌」で幕を開けたかとおもえば、もう一人の重要人物、ブライアン・ジョーンズの味のあるスライドギターで、どこかのどかさを感じさせる「NO EXPECTATIONS」など、バラエティに富んだ内容となっています。

その後も「STREET FIGHTING MAN」でストーンズらしい粗々しさを前面に出したかと思えば、「地の塩」で聴き手を温かくさせる叙情的な曲調でラストを飾ります。

ブライアン・ジョーンズが在籍していた辺りまでのストーンズは古き良きブリティッシュロックの源流を感じさせる、「やさしい」バンドといっていいでしょう。

 

 

色褪せないな~。

 

 

LED ZEPPELIN「LED ZEPPELIN」(1968)

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今日紹介するのイギリス出身の4人組バンLED ZEPPELINのデビューアルバム「LED ZEPPELIN」(通称LED ZEPPELIN Ⅰ)

ツェッペリンと言えば、ジミー・ペイジのギターがクローズアップされがちです。

もちろんブルースを基調としたギターリフはシンプルなのにものすごくっかっこよくて、今聴いてもパンチの効いている普遍性があります。

でも、ツェッペリンのサウンドを支えているのはリズム隊、特にジョン・ボーナムのドラムプレイは変幻自在です。

疾走感のあるロックナンバーはもちろん、幻想的でスローテンポなナンバーにおける繊細なドラミングはそんじょそこらの技術では真似できません(若くして亡くなってしまったのはとても残念・・・)

このアルバムはもちろん捨て曲なしですが特筆すべきは「DAZED AND CONFUSED」ですね。

ペイジのギター、ボーナムのドラムが顔色を変えて絡み合う。

曲自体にも起伏があって面白いです。

このアルバムはハードロックというジャンルの産声ともいうべき傑作です。

 

色褪せないな~。

 

THE WHO「MY GENERATION」(1965)

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記念すべき一発目はイギリス出身のバンド、ザ・フーのファーストアルバム「MY GENERATION」

ザ・フーはイギリスで結成された4人組バンド。

彼らの生み出したサウンドは当時の若者をくぎ付けにし、彼らが確立した「モッズ」というスタイルは社会現象にまでなりました。

「モッズ」とはつかみどころのない表現ですが、言うなれば「反骨」です。

モッズスーツをきれいに着こなし、それが汚れないようにモッズコートを羽織る。

そのままヴェスパに乗って、市街のクラブに繰り出し音に溺れる。

60年代のイギリスの若者は大人たちが敷きたがるレールからの逸脱を毎日模索していたようにも思います。

革ジャン決め込んでハーレーに乗る「ロッカーズ」なんかダセェ!といってシャープなギター音を求める。

フーはそんな若者の代弁者でした。

リードトラック「MY GENERATION」に出てくる歌詞「hope I die before get old」(年取る前に死にてぇ!)なんて若者らしくていいじゃないですかぁ~笑

そんなこと大人になるにつれ、言えなくなることはわかってるけど、フーのこのアルバムを聴くと大声で叫びたくなる、そんな衝動に駆られる一枚です。

イギリス発のこのアルバムは世界中の若者の心の声が詰まっています。

ピート・タウンゼントの爆発しちゃってるギタープレイも最高です泣

 

色褪せないな~。

60年代以降のロック名盤をゆる~く紹介します!

初めまして。

おおもりです。

この度ブログを開設しました。

このブログでは僕の大好きなロックの名盤を紹介します。

無性に音楽が聴きたいとき、仕事で疲れて帰ってきたとき、新たに聴きたい音を探しているときなどなど・・・このブログを参考にCDやレコードをあさってもらって感動を共有できれば幸いです!

基本的には60年代以降のロックを中心に、僕が「これはいい!」と思ったアルバムを中心にゆる~く紹介します。

ただし、私はミュージシャンでなければ、ライターでもありません。

その昔、某有名CDショップでアルバイトをしてたくらいのただのロック好きです。

(一応ひまさえあればCD・レコードをあさっている暇人です・・・)

至らないところもあるかとは思いますが、読者の皆さんに少しでも足しになるディスクレビューができればと思っております。

よろしくお願いします!